デジタルブックを無料で作成できるおすすめツールを紹介
現在、デジタルブックの作成ツールは多数あり、選択が難しいと感じる人も多いと思います。しかし、各ツールの特徴を押さえていくと、自分が使いたいものが絞られてくるでしょう。
今回は、デジタルブック作成ツールの導入を検討している人向けに、代表的なものを5つご紹介します。この記事をぜひ参考にしてみてください。
目次
デジタルブックの無料作成ツール
無料でデジタルブックを作成できるツールを、今回5つご紹介します。各ツールには、複数のデバイスへの対応や、データ解析機能が充実しているなど、特徴的な機能があります。自分が求めている機能があるかどうか、事前に確認しましょう。
ebook5
HTML5形式では最も人気のある、デジタルブック作成ツールです。スマートフォンからでも閲覧できるデジタルブックが、最短3分で作成できるところが特徴的です。
さらに、表示速度がPDFの約3倍であるため、ユーザーの離脱率の軽減へもつながります。事前に登録する情報はメールアドレスのみのため、手間もかかりません。
具体的な作成方法は、画像やPDFをアップロードするのみです。PDFは、単ページと見開きページ、どちらのタイプでもアップロード可能です。
また、作成したデジタルブックは、閲覧数や流入元などの分析ができるため、マーケティング戦略も立てやすいでしょう。
Wisebook Cloud
HTML5形式のクラウド型デジタルブック作成ツールです。代表的な特徴は、対応しているファイルの多さです。PDFをはじめ、Wordやパワーポイント、JPEGにも対応しています。
作成したデジタルブックは管理や配信、分析まで一括して行えます。Google Analyticsと連携すると、アクセスについてさらに細かい分析結果まで閲覧可能です。
また、社外だけでなく社内のみで共有できるよう、作成したデジタルブックは限定公開にすることもできます。
adjustbook
さまざまなサイズに適応した、デジタルブック作成ツールです。ページ画像の幅が400px~1,860px、高さが400px~2,632pxの間で作成すると、adjustbookが自動でサイズ調整を行います。
また、無料であるにもかかわらず、ページ数は無制限で作成可能です。同時に管理可能な冊数も1アカウントにつき100冊と多いため、不要なものを削除しながら利用するとよいでしょう。
さらに、作成したデジタルブックを販売することもできるため、自社ビジネスの発展へつながる可能性もあります。
ActiBook
複数のデバイスに対応したデジタルブックを同時作成できる、唯一のデジタルブック作成ツールです。
マニュアルを作成した場合がいい例です。デスクワークが多い管理部と、現場で力仕事も行う技術部とでは、使うデバイスが異なることもあるでしょう。その場合でもActiBookであれば、ひとつのマニュアルを複数のデバイスで共有できるため、利便性に長けています。
また、ページ数や冊数の制限がないため、ビジネスシーンで大いに活用できます。たとえば、大量の紙の資料を電子化する際や、クライアントへの資料をオンライン上で提案する際など、用途はさまざまです。
各デジタルブックの閲覧数なども可視化できるため、マーケティングにも役に立つでしょう。
FLIPPER U2
さまざまな閲覧環境に適したデジタルブックを作成できる、唯一のツールです。具体的には、FLIPPER U2で作成したデジタルブックは、オンライン・オフライン問わず閲覧可能です。
また、閲覧する際のデバイスは、パソコンやスマートフォン、タブレットにも対応しています。
さらに、FLIPPER U2は「本棚表示キット」というものを無償提供しています。本棚表示キットとは、作成したデジタルブックがまるで本棚に置いてあるかのように、デジタル上で表示されるもののことです。
本棚は、既存のWebページに埋め込んで利用することもできるため、たとえば、ブログへ掲載するのもおすすめです。
無料プランと有料プランの違い
無料プランと有料プランの主な違いは、以下のとおりです。
● 作成可能な冊数
● 容量の大きさ
● 保存期間
● ダウンロードが可能か
● ヒートマップ解析が可能か
まず、わかりやすい指標は冊数と容量の大きさです。プラン額が大きければ大きいほど、冊数も容量も増えていきます。
また、保存期間には大きく差があるため、注意が必要です。無料プランは数十日間という単位であるのに比べ、有料プランは年単位が保存期間となるのが一般的です。
ダウンロードとヒートマップ解析の機能は、営業やマーケティングなど、ほかの業務の発展へつながります。デジタルブックを使ってどういうことを行いたいのかを考え、必要に応じて有料プランの導入を検討しましょう。
まとめ
今回は、おすすめのデジタルブック無料作成ツールなどをご紹介しました。デジタルブック作成ツールではマニュアルなどを作成でき、多くのビジネスシーンで役立ちます。
また、ページ解析機能では、マーケティング事業などへの応用も可能です。ニーズによって使用すべきツールは異なるため、まずは無料プランでの試用をおすすめします。実際に触れながら、操作性や必要機能を吟味し、デジタルブックを活用しましょう。
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